


Daniel Buren(ダニエル・ビュレンヌ/1938年、フランス生まれ)
シンプルなストライプの模様が、都市空間に明るく理知的な色彩の構図を描き出します。フランスを代表する国際的な作家ダニエル・ビュレンヌは1986年にパリのパレ・ロワイヤルの中庭で「二つの大地」を手がけて以来、世界各地ですぐれた環境芸術の数々を実現してきました。絵画の伝統を乗り越えることをめざした1960年代の斬新な美術運動を担ったBMPTというグループで活躍し、ビュレンヌは27歳のときから8.7cm幅の二色のストライプを生涯の制作手段(ツール)にしています。地下鉄の広告板、サンドイッチマンの看板、電車の扉、ヨット、美術館の監視のチョッキなど、ストライプはユーモラスに登場して、都市風景や自然に新たなヴィジョンを与えてきました。万代島のオフィスホテルタワー前広場にグリッド状に配置された赤と緑の角柱は、アクセスの方向によってまったく異なる表情をみせ、夜には照明が灯されて、瞑想へと誘う詩的な場へと変わります。
本作品の作家ダニエル・ビュレンヌ氏は2007年第19回高松宮殿下記念世界文化賞を受賞されました。


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